ゲーム実況が賑わいを見せる昨今。
皆さんも、推しのゲーム実況者さんやVTuberさんを通して、たくさんのゲームに出会ったのではないでしょうか。
そんな中で「このゲームすごいなあ。プレイしてみたいなあ……!」と思ったこともあるのでは?
でも、いざゲーミングPCを買おうと思っても、結構な種類があって迷ってしまいますよね。
そういう時、どうやって「これだ!」というものを決めればいいのか。
この記事では、そんな悩みを徹底的に解消していきます。
- ゲーミングPCに興味を持っている人
- 自分に合ったゲーミングPCを探している人
- ゲーミングPCの選び方に迷っている人
ゲーミングPCは性能が全て
極端を言えば、真にゲームを楽しむならば「一番性能の高いゲーミングPC」が最適解です。
というのも、パソコン的に言えば、ゲームとは「高負荷な作業」となります。
なので、「高負荷な作業に耐えられる」PCが必要となります。
ここで重要なのは、「耐えられる」というのは前提条件であるということ。
「PCゲームを楽しむ」という点を考えるならば、「耐えられる」のではなく「楽々にこなせる」ほうがよいのです。
つまり、「そのゲームをプレイするにおいて、動作もカクツクことなく、スムーズに乗り込める」という点が一番大事なのです。
そういう意味で、「一番性能の高いゲーミングPC」が「ゲームプレイにおいて、何のストレスもなく快適に楽しめるPC」となるのです。
しかし、もちろん、そういったハイスペックマシンは高価です。
40万円はくだらず、50万円を超える場合もあるでしょう。
というわけで、「最高峰の性能から少しずつ要らないものを切り取っていく」というのが、ゲーミングPCの基礎的な選び方となります。
ラインを決める
さて、それでは最高峰のラインから、どこまで自分に合ったラインまで下げていくのか?
ヒントとなるのは、「どんなゲームを遊びたいか」です。
もっと言えば「このタイトルを遊びたい!」という思いが指標となってきます。
というのも、PCゲームには必ず「システム要件」が記載されています。
Steamを例にとってみると、「最低」と「推奨」に分けて、それぞれのスペックが書かれています。
この「最低」と「推奨」の違いは、「これならギリ遊べるよ(これを下回ってはだめですよ)」と「これなら普通に遊べるよ」という違いとなります。
というわけで、プレイしてみたいゲームの「最低」か「推奨」のどちらかを、これから購入するゲーミングPCのスペックの基準とするのですが……「推奨」がおすすめです。
なぜならば、「推奨」スペックでもかなり低めに設定されている場合があるためです。
BattleField2042など、ゴリゴリにスペックを要求するゲームタイトルは別として、多くのゲームはたくさんの人が遊べるように設計されています。
なので、「推奨」スペックとして表示していても、多くのプレイヤーがクリアできるようになっているのです。
ですので、「推奨スペック」をラインとしてみましょう。
ゲームは進化する
ゲーミングPCを購入するうえで、無視できないこと。
それは、年々ゲームタイトルの要求スペックが上がっていくことです。
もちろん、先もお伝えした通り、いろんな人が触れられるように設計されているため、極端な上がり方はしません。
ただ、今積んだグラフィックボードやCPUが古くなっていくのは間違いありません。ゲームが進化するということは、PCパーツも進歩していくということですからね。
つまり、今現在、40万円や50万円のPCを買っても、3年先には取り残されている可能性が大いにあります。
ええ。筆者がそうです。
いつどんなタイミングにおいても、乗っかかってくるこの問題。
解決方法は3つあります。
気にしない
「今楽しみたいから」と、気にしない。
そうやって考えるのが、実は一番いいのです。
あれこれ悩んでも「今ゲームをしたい欲求」を抑えられるはずもありません。そうやってずるずると先延ばしにしても、解決できるものでもありません。
40万円でも50万円でも「これ!」というものが見つかれば、思い切って買うのが一番なのです。
カスタマイズを考える
ゲーミングPCとは、パソコンパーツの集合体です。
これはつまり、自分で組み立てることも可能なのです。
ということは、購入した後に新しいパーツを入れ替えることだってできるのです。
もちろん、相応の知識が必要となります。
なので、来る日に備えて、自作PCのなんたるかについて学んでおきましょう。
新しいパーツに取り換えようとしたとき、PCケースに入らない場合があります。
主にグラフィックボードなのですが、このパーツは性能が上がれば上がるほど巨大化する傾向にあります。
なので、今後パーツの入れ替えを視野に入れている場合、なるべく大きなPCケースのゲーミングPCを購入するとよいでしょう。
買い替えを前提にする
パソコンとは、新しいゲームや新しいパーツが発売されるたびに古くなるもの。
そう割り切って20万円台のゲーミングPCを、3~5年のスパンで買い替えていくのも手です。
その時々の「性能に対してコストパフォーマンスがいい」PCを購入することで、話題作や有名作に触れていくことができるのです。
ただこの方法では「最新作を最高の状態で楽しみたい!」という思いをなかなかかなえられないので、自分なりのゲームの楽しみ方を心得ている方にお勧めな方法となります。
ゲーミングPCを見つける手順
自分に合うゲーミングPCの選び方をまとめてみますと……
1.フルスペックなゲーミングPCを見つけてみる
2.プレイしたいゲームを見つける
3.「推奨」スペックを確認する
4.フルスペックと「推奨」スペックの差を見てみる
5.今後も加味して、スペックを決定する
こういった感じとなります。
フルスペックと「推奨」スペックの間にはかなりの差が出てくるでしょう。
判断に迷いが出てきたら、価格で決めてしまうのも有りです。あるいは「グラボはいいやつ、CPUはそこそこ」とパーツごとに判断していくのもいいでしょう。
予算とにらめっことなったら、すでに自分に合ったゲーミングPCを見つけている証拠となります。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
今回は「自分に合ったゲーミングPCを探す」という目的を果たすため、性能面から考えてみました。
「いつでも快適にストレスのないプレイを楽しみたい」という方は、候補の中でも最高のスペックを選ぶとよいでしょう。
それでは、良いゲーミングライフを!