ゲーミングマウスって色々とありますが、その分だけ迷ってしまいますよね。
安いものは3000円で買える一方、高いものとなると10000円を超えていたり。だからこそ、失敗したくないところ。
そこで今回は、お勧めなマウスを紹介していきたいと思います。
- ゲーミングマウスを探している人
- マウスにお金をかけるか迷っている人
まずはゲーミングマウスを知ろう
まずはどんなゲーミングマウスがあるのか一通り知ることで、どんなマウスが自分に合うのか想像していきましょう。
有線or無線マウス
ゲーミングマウスも、PC周辺機器の一つ。
ということで、有線でつながるマウスと、無線でつながるマウスとで分けることができます。
両者の大きな違いは、もちろん、ケーブルの有無。
遅延のなさについては、有線マウスに軍配が上がる……と断言したいところですが、ワイヤレスなゲーミングマウスに至っては、そうとも言い切れない部分もあります。
なので、ゲーミングマウスを購入するにあたっては、「断然有線がおすすめ」ということはありません。
ですので、有線でもワイヤレスでも、気に入ったデザインだったり機能だったりで自由に選んでもいいでしょう。
有線マウス
ゲーミング用のマウスというのは、一般的なマウスと比べて、ポインターの正確性や遅延のなさなど、シビアなプレイにも反応できるような性能を持っています。
そのため、平均的な価格としては7000円ほどが多く、中には1万円を超えるものもあったりと、気軽に手が出ない値段の製品が多くあります。
そんな高価なゲーミングマウスのなかでも、コスパに優れているのが有線マウスとなります。
Razer Viper Mini、Logicool G402、Logicool G300Srなどなど、3000円台で買えるものもあります。
値下がりして買いやすくなるものもあるので、
「コスパを重視したい」
「ゲーミング用は欲しいけど、マウスにはそんなにお金をかけたくない」
というかたにお勧めとなります。
また、ワイヤレスマウスよりも軽いのも特徴。
ワイヤレスマウスは、無線である分、バッテリーや電池が必要となります。
なので、どうしてもその分だけ重量が増えるのですが、有線マウスはそれがありません。
そのため「超軽量マウス」というものも多く登場しています。HyperX Pulsefire HasteやXtrfy MZ1などですね。
これを使えば、FPSなど、素早い動きを求められるゲームを快適にプレイできるでしょう。
無線マウス
ワイヤレスマウスの最大の特徴は、ケーブルがないこと。
有線マウスとの違いはたったそれだけですが、この差は非常に大きく、「ケーブルが亡くなったことによるストレスフリー加減」は誰をも魅了するのです。
それだけに、総じて有線マウスよりも値段が高くなります。
ボタンの数
ゲーミングマウスにおいて、サイドボタンの数は重要な要素の一つとなります。
一般的なのは二つのサイドが配置されているものとなります。RazerのDETHADDERなどが有名ですね。
また、多ボタンマウスと呼ばれるものも人気を博しています。
サイドに12のボタンが配置され、多様なアクションをマウス一つで楽しむことができるものです。
多ボタンマウスとして有名なのは、やはりロジクールのG600tでしょう。
また、先に挙げたものの中間的なマウスもあります。ロジクールのG502やHyperXのPulsefire Raidなどは、サイドボタンが5つ搭載されています。
二つじゃ足りない、だけど12個もいらない。そんな方にお勧めなマウスとなります。
重さ
ゲーミングマウスの重さは、結構重要です。
それこそ、APEX LEDGENDSなど、競技性の高いFPSをプレイするにあたって、より軽いマウスを求めている方もいるほどです。
しかし逆に、「軽すぎたら手元が狂っちゃう」という方もいるでしょう。
そこで、ゲーミングマウスを重さで区分してみると、
「有線マウス」
「ワイヤレスマウス:バッテリー式」
「ワイヤレスマウス:電池式」
となります。
有線マウスは軽いものが多い一方、電池式のワイヤレスマウスは重めのものが多いです。
バッテリー式のワイヤレスマウスは、有線マウスと同等の軽さを誇るゲーミングマウスもあります。
なので、軽さを求める方は「有線マウス」か「バッテリー式のワイヤレスマウス」がお勧めでしょう。
目安としては、平均的な重さは80g~100g。
軽いものは60g前後、重いものは100g越えとなります。
おすすめのゲーミングマウス
さて、それではお勧めのゲーミングマウスを紹介していきましょう。
軽さ重視
競技性の高いタイトルでは、「軽さ」は武器となります。
ほとんどのタイトルが、マウスの役割に「視点移動」をあてているので、プレイング中にぐりぐり動かすことになります。
なので、手の疲れを軽減するという意味でも、軽いマウスをお勧めします。
Xtrfy MZ1
筆者の記憶するところでは、本体に穴が開いた独特の超軽量マウスが流行り始めたのが、「Xtrfy(エクストリファイ)」というデバイスメーカーのマウスです。
今回紹介するMZ1も、本体部分に穴が開いた独特のデザイン性となっています。
重さは56g。かなり軽いです。
有線マウスではありますが、だからこその軽さなので、何より競技に打ち込みたい人にお勧めのモデルとなります。
HyperX Pulsefire Haste
HyperXの「Pulsefire Haste」も、先に紹介したMZ1と同じく、マウス本体に穴の開いたモデルとなります。
ちなみに、HyperXでは「六角シェルデザイン」としています。
こちらの重さは59g。有線マウスであり、やはり超軽量となっています。
Amazon価格で5980円とかなりのコスパの良さとなっているので、競技性の高いゲームを始めた方も手を取りやすいモデルとなっています。
Logicool G PRO X SUPERLIGHT
ゲーミングデバイスメーカーとして有名なLogicoolも、「G PRO X SUPERLIGHT」という軽量マウスを販売しています。
一見すると普通なマウスなのですが、その重さは63gとかなりの軽量。
ワイヤレスマウスであり、かつ電池を使わないバッテリー内蔵のため、まさにストレスフリーにプレイにのめりこめるでしょう。
ただし、やはりお値段はお高め。
「がっつりゲームを楽しみたい!」という方にお勧めなモデルとなります。
コスパ
ゲーム用としてゲーミングマウスを買ってみたいけど、1万円もするのは気が引けてしまう……という方もいるでしょう。
そんな方でも「この値段なら買ってみようかな……?」と思えるモデルを紹介していきます。
Razer Viper Mini
Razerが手掛けるゲーミングマウスでも人気者のViper。そのMiniバージョンとなるのが「Viper Mini」となります。
その名の通り、いろんな意味でコンパクトに仕上がったモデルとなっています。
まずはそのボディサイズ。ゲーミングマウスは一般的なマウスと比べるとかなり大振りなものが多いのですが、こちらのViper Miniは手が小さい方でもフィットするようなサイズとなっています。
サイズが小さくなったこともあって、61gと軽量化もされています。本家Viperのほうも69gとかなりの軽さでしたが、これをさらに絞ったものとなります。
そして、肝心の値段がAmazon価格で3980円(2022年4月現在)。1万円を超えるモデルが多い中で、この値段はかなりの安さとなります。
Razerについてちょっと
Viper Miniと似たものとして、DeathAdder V2 Miniというモデルがあります。
このように、Razerは人気モデルを「Mini」版として打ち出すこともあります。
また、大規模なセールをすることもあり、さまざまな製品がぐっと手に入りやすい値段まで下がることがあります。
Razer製品をコスパよく手に入れたい方は、セール時期を狙うのもいいでしょう。
Logicool G402
Logicoolからもかなりコスパのいいマウスが発売されています。それがG402。
本マウスの特徴としてあげられるのは、多ボタンマウスであること。
サイドボタンが5つ搭載されており、Logicoolのソフトウェアを使えば好みのアクションを割り当てることができます。
FPSように設計されたため、性能も文句なし。お値段はAmazon価格で3736円(2022年4月現在)。
FPS入門用としてお勧めできるモデルとなります。
Steelseries Rival 3 Wireless
Steelsreiesも、RazerやLogicoolと並ぶほどに有名なゲーミングデバイスメーカです。
「Rival 3 Wireless」は、Amazon価格で約5000円(2022年4月現在)。
先に紹介したモデルよりも割高となりますが、注目してほしいのはワイヤレスマウスであるということ。
ゲーミングマウスの中でも、ワイヤレスとなれば高価なものばかりで、ここまで値段が抑えられているものはほとんどありません。
使いやすいシンプルな機能と形状なので、万人にお勧めできるモデルとなります。
多ボタンマウス
パソコンでゲームをする上で一番のネックは、キーボードとマウスを使った操作性。
筆者もそうだったのですが、慣れないうちはキーボードでの操作はもはや苦行。
そこで活躍するのが、サイドボタンの多いゲーミングマウス。キーボードでの操作を少しでも減らして、ゲームを楽しみましょう。
Logicool G600t
Logicoolが打ち出すG600tは、多ボタンマウスの中では鉄板中の鉄板。
なぜそこまで人気があるかというと、右クリックのさらに右側にある「Gシフトボタン」に秘密があります。
G600tには12のサイドボタンがあるのですが、「Gシフトボタン」を活用することで、それぞれにもう一つのショートカットを割り当てることができるのです。
実質的に24個のサイドボタンを有することになり、これが非常に人気を博しているのです。
FF14などのMMORPGはもちろん、普段使いにも大いに役立ってくれます。
ゲームだけでなく、仕事や普段使いでもゲーミングマウスを使用していきたいという方にお勧めなモデルとなります。
Razer Naga X
Razerの手掛けるNagaシリーズは、Logicool G600tと同じように、多ボタンマウスとして人気のシリーズとなっています。
そのなかでも「Naga X」をお勧めする理由は、なんといってもその軽さにあります。
多ボタンマウスは、その機能の多さもあって結構な重量となります。
なので、通常100gを超えてしまうものがほとんどなのですが、「Naga X」は85g。一般的なゲーミングマウスと変わらない重量なのです。
MMO用のマウスとしてだけでなく、FPSにも使っていけるでしょう。
「ボタンを多くほしいけど、軽さも犠牲にしたくない」というかたにお勧めな一台となります。
HyperX Pulsefire Raid
HyperXの「Pulsefire Raid」は、一見すると一般的なゲーミングマウスに見えますが、5つのサイドボタンが搭載されています。
「Pulsefire Raid」の最大の特徴は、「多ボタンマウスなのにスリムボディ」という点なのです。
握りやすさ、ボタンの数、軽さ。これらをすべて兼ね備えているといっても過言ではないので、FPSやTPSなどを楽しむうえではこれ以上ないモデルといえるでしょう。
マウスにもできるだけアクションを割り当てたいという方や、キーボードの操作が不慣れな初心者な方にお勧めなモデルとなります。
快適さ重視
マウスを使うにあたって、ストレスフリーというのは大切です。
ワイヤレスであったり、その充電方法であったり。
しかし、そういった便利機能を兼ね備えているモデルはなかなか値が張るもの。なので、じっくり考えて購入したいところです。
Razer Viper Ultimate
Razerの人気シリーズ「Viper」の最上位モデルが「Viper Ultimate」となります。
「Viper Ultimate」はワイヤレスなゲーミングマウスとなるのですが、その充電方法に工夫が施されています。
「MOUSE DOCK CHROMA」なるものが付属し、使用しないときはここに設置しておくことで、充電を行ってくれるのです。
この充電ドックは、ゲーミングデバイスらしくRGBライティングに対応しているのですが、マウスの使用中でも、バッテリー残量が低下すると色を変化させて警告してくれます。
ワイヤレスマウスの一番のネックである「充電」問題を一挙に解決してくれるのです。しかも、見た目にも楽しく。
「どうせ高いモデルを買うのなら、ガツンといいものを買いたい」というかたにお勧めなモデルとなります。
Razer MOUSE DOCK CHROMA
「MOUSE DOCK CHROMA」は、単体でも販売されています。
というのも、「Viper Ultimate」のみが対応したものではないのです。
対応しているのは、
「Death Adder V2 Pro」
「Naga Pro」
「Basilisk Ultimate」
「Viper Ultimate」
この四つのモデルとなります。
中でも、マウスドックが付属されているモデルは「Basilisk Ultimate」と「Viper Ultimate」の二つ。
対応しているモデルを持っているのならば、「MOUSE DOCK CHROMA」の購入を検討してみてもいいかもしれません。
Logicool G PRO
Logicoolの打ち出すワイヤレスマウス「G PRO」も、先に挙げた「Viper Ultimate」と同じように、充電方法に工夫がなされています。
Razerは専用の充電ドックを用意していましたが、Logicoolはマウスパッドに充電機能を持たせているのです。
その名も「POWERPLAYワイヤレス充電システム」。
使用中も未使用中も、マウスパッドに置いておくだけで充電をしてくれる画期的なシステムとなります。
ガッツリとゲームを楽しみたい方にお勧めとなります。
ロジクールのPOWERPLAY
ロジクールの画期的マウスパッド「POWERPLAY」は、「G PRO」マウス専用ではありません。
「G703h」
「G502 Wireless」
「G903h」
これらのモデルにも対応しています。
「POWERPLAY」単体での販売もされているので、お好みのモデルとそれぞれ合わせて購入するのがよいでしょう。
Corsair DARK CORE RGB PRO Wireless
ゲーミングデバイスメーカーとして有名なCorsairも、ワイヤレスマウスの「DARK CORE RGB PRO Wireless」に一工夫加えています。
RazerやLogicoolのように専用の充電方法を用意するのではなく、「DARK CORE RGB PRO Wireless」をQi充電に対応させたのです。
スマートフォンでもワイヤレス充電に対応したモデルがあり、Ankerなどは「PowerWave」というQi充電用の製品を販売していますが、これを使うことができるのです。
また、有線にも対応しているので、いざという時にプレイができない、なんてことを回避できます。
個性的
星の数ほど販売されているゲーミングマウスの中には、他に類を見ないほど特徴を持ったモデルもあります。
そんなユニークなモデルをいくつかピックアップしてみました。
Steelseries Rival 650 Wireless
Steelseriesの「Rival650 Wireless」は、一見すると普通のワイヤレスマウス。
なのですが、本モデルは重量とそのバランスのカスタマイズを可能としています。
4gの重りを左右に4つずつ付け加えることができ、これにより重心やそのバランスを調整することができるのです。
重りなしの状態でも121g、全てを加えた状態で153gと、最近の軽量化の傾向からするとかなり重めのマウスとなります。
ずっしり重たいマウスが好みの方にお勧めのモデルとなります。
ROCCAT Burst Pro
ROCCATというゲーミングデバイスメーカー全体に言えることですが、何よりもその見た目・デザインが特徴的な製品となっています。
普通、ゲーミングマウスといえば黒い本体が定番なのですが、「Burst Pro」は白いボディに黒いサイドボタンと、お洒落さも兼ね備えたデザインとなっています。
性能と値段のバランスが非常に優れている製品となりますので、初めてゲーミングマウスを購入するという方にお勧めです。
MadCats R.A.R.8プラス
MadCatsが販売する「R.A.T.8プラス」の特徴といえば、やはりその独特な見た目。
シンプルなデザインのマウスが多い中、近未来的でユニークな外観をしています。
しかし、その一つ一つに意味があるのが「R.A.T.8プラス」。
掌がかぶさるパームレスト部分は伸縮が可能で、かぶせ持ちやつまみ持ちなど、マウスの持ち方によって調整ができます。
また、通常のスクロールだけでなく、横スクロールに対応した「バレルスクロール」も搭載されています。
たとえばFPSなどでは、リーン操作(覗き込む動作)がありますが、これに割り当てることでスムーズなプレイを可能にします。
ユニークでありながらどこまでも機能的なので、ぐっと惹かれた方は買ってしまうのも手でしょう。
ROG Chakram Core
ゲーミングデバイスのブランドROGも、ユニークな商品を販売しています。
「Chakram Core」はマウスでありながらも、サイドボタンとしてジョイスティックを搭載しているのです。
このジョイスティックは、その見た目通り、アナログスティック的な使い方ができます。
さらにそれだけではなく、上下左右の四方向へのボタン入力として使用することも。これにより、多ボタンマウスとしても活躍してくれるのです。
また、マウス本体のカスタマイズの幅が広いのも特徴。カバーを取り外せばクリックのスイッチを交換することも可能で、ジョイスティックも外すことができます。
とにかく、カスタマイズの幅の広いマウスとなりますので、ぐっと惹かれた方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
単にゲーミングマウスといっても、さまざまな特徴を兼ね備えたモデルがあります。
その中から一つ選ぶのは一苦労。この記事を目安の一つとしていただければ幸いです。
それでは!