近年、タブレット端末の進歩は目覚ましいものとなっています。
ノートPCライクな使い方のできる商品も登場し、ノートPCとの境界線があいまいとなってきています。
では、はたして、どちらを購入すればいいのでしょうか?
シーン別に分けて、どちらに魅力を感じるのか、いっしょに探っていきましょう!
娯楽
ノートPC・タブレットに共通する代表的な娯楽として、動画視聴があります。
画面の大きさに関しては、タブレットもiPad Proのように12.9インチと大きなものもあるので、それほど差はないでしょう。
では、何が違うのか?
それは、視聴する際の姿勢です。
タブレットは一枚板ですから、座っても寝転んでも、関係はありません。
ノートPCの場合、寝転びながらの視聴には適していないでしょう。
ただし、タブレットは机に角度をつけておくことができません。Surface Goシリーズなど、タブレット本体に工夫がされている場合はその限りではありませんが、機種を選ぶことは確かです。
対してノートPCは、パカリと蓋が開くクラムシェル型ですから、どんな場所においても安定してくれます。
あらゆる自由さを求めるならタブレット、置いた時の安定性を求めるならノートPC、といったところでしょうか。
文書作成
ここでいう「文書作成」とは、キーボードを使った文字入力を指します。
タブレットにはタッチ操作を生かしたキーボードが内蔵されていますが、ごタッチが必然的におおくなるため、長文には適していません。
そこでキーボードが必要となりますが、当時にタブレット用スタンドも必須となります。
一方、ノートPCは単体で完結できます。
ここで注意してほしいのは、テンキーです。
大きいサイズのモデルであればテンキーが付いていますが、14インチ以下のモデルにはついていません。
数字入力が基本となる方は、テンキー付きモデルを購入するか、別途テンキーを購入しましょう。
周辺機器でコーディネートしていくタブレット
どんな場面でも単体で活躍してくれるノートPC
といったところでしょうか。
文書作成においてはキーボードが重要となりますから、「自分好みのキーボードかどうか」など、自分なりの決め手を見つけてみましょう。
メモ書き
タブレットにおけるメモ書きとは、なんといっても手書きでしょう。
スタイラスペンを使えば、いつものペンを使う感覚で、すらすらとメモ書きができてしまいます。
アナログな書き心地ながらもデジタルで保存できるので、どれだけメモを書いてもかさばることはありません。
ノートPCにおけるメモでは、例えばwindowsの「メモ帳」でいたってシンプルに「メモを取ること」に集中できます。
たいていはキーボードでの入力となりますので、頭に思い浮かんだことをパッと記録することができるできますね。
ここでの決定的な違いは、やはり「手書き入力ができるか」にあります。
紙とペンを使うようにメモをしたいのならタブレット
何よりも手早いメモ書きを求めるならばノートPC
「普段通り」か「速さ」か、どちらを重視するかですね。
補助的役割
ざっくりとしたいい方となりましたが、要は「何かの作業の補助としてどんな立ち位置なのか」となります。
タブレットの場合、資料閲覧に特化しているといえるでしょう。
ほかのパソコンで作業しているときや、紙とペンで下書きやメモ書きをしているとき、タブレットに資料を映していると作業効率がアップすること間違いなしです。
ノートPCでも同様のことはできますが、タブレットの大きな利点として、場所を取らないことが挙げられます。スタンド込みでも、狭いスペースで資料を開くことができるのです。
ノートPCの場合、辞書的な役割となります。
キーボードがあるために場所を取るノートPCですが、それは逆に、いつでもキーボードを活用することができるとも言えます。
紙とペンで作業をしているとき、ふとした拍子に漢字や英語の綴りが分からなくなる時があります。そういったとき、ノートPCでさっと検索することができます。
これはタブレットでもできますが、圧倒的にノートPCのほうが早く作業をこなせます。タブレットの内臓キーボードでは、どうしても遅くなったり誤タッチが生じてしまいますからね。
少し長くなりましたが、異常をまとめると
・タブレットは資料閲覧特化
・ノートPCは辞書的な役割
となります。
まとめ
それぞれ選択式にしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
四個、あるいは五個ともどちらかに偏った方は、迷うことはないでしょう。
二個と三個、という結果になった方は、手元の予算や使えるガジェット機器などを確認したうえで考慮してみましょう。
スマートフォンでメモを取ることに慣れている方はノートPCやタブレットに求めなくてもいいでしょうし、アナログ重視な方は無理にデジタル化することなく欲しい機能を選ぶといいでしょう。
高価な買い物となりますので、特に仕事で使おうと思っている方は、「その考え方で本当に大丈夫か」「その使い方は本当に必要なのか」をよく検討したうえで購入しましょう。
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