ゲーミングPCでプレイする醍醐味と言ったら、性能が生み出す圧倒的なプレイ感覚。
けど、いざプレイしてみると、マウス&キーボードでの操作に戸惑ってしまいませんか?
指がつりそうになったり、そもそもキー配置に慣れずに誤爆しまくったり。
今回は、そんな方たちに向けて、このPC独特の操作に慣れるゲームを紹介していこうと思います。
- マウス&キーボード操作に不慣れな方
- 一刻も早く慣れたい方
- 一人でじっくりと慣れていきたい方
操作の基本
マウス&キーボードでの操作は確かに難しいものですが、基本さえ抑えれば上達していけます。
というのも、さまざまなメーカーが多くのタイトルを出しているのですが、共通する操作方法がいくつかあるのです。
移動はWASD
コントローラーでいう左スティックでの移動操作は、「WASD」の四つのキーに割り当てられます。
普通にキーボードを使う時、人差し指のホームポジションは「F」でしょうが、ゲームの場合は一つずれて「D」になる感じですね。
ShiftとSpace
「WASD」の次に主要なキーとなるのが、「左Shiftキー」と「Spaceキー」となります。
「左Shiftキー」は小指で、「Spaceキー」は親指での操作となるでしょう。
「左Shift」の役割として多いのが「走る」アクション。場合によっては、「WASD」+「左Shift」を常時使用することもあります。ひとまずは、この「走る」移動操作に慣れていった方がいいでしょう。
「Space」の場合は、「ジャンプ」アクションが基本となっています。「左Shift」よりかは押しやすいので、さほど意識することなく使うことができます。
重要キーは左手に集約
原則として、マウス&キーボードでのプレイ時、キーボードでの操作は左手に集まっています。
より具体的に言えば、「WASD」の周辺ですね。
「Q」「E」「R」「F」「G」「C」「V」「Z」「左Altキー」「Tabキー」「Ctrlキー」「左Shiftキー」の12のキーが、ゲーム中の重要アクションを担うことになります。
数字キー
FPSやTPSに多いのが、「1」「2」「3」「4」の数字キーに、所持装備やアイテムのショートカットが割り当てられていることです。
慣れれば「WASD」の延長線上として押すことができるのですが、マウスのサイドボタンに割り振るのもいいでしょう。
キーの割り当て
「WASDは移動操作」「左Shiftは走る」と設定されていることが多いのですが、ゲームによってはこの割り当てを変更することができます。
例えば、ホームポジションをずらしたくない方は、「WASD」ではなく「ESDF」とすることができます。
また、意外と指の届きにくい「左Altキー」に重要なアクションが振られている場合、キーボードの任意のキー、あるいはマウスのサイドボタンに変更することも可能となります。
マウスの役割
マウスでの操作は、直感的なものになります。いつも使っているように、マウスポインタ―を操作する感覚ですね。
また、これまでにも紹介した通り、マウスにサイドボタンがある場合はこれを活用することもできます。
数字キーのアクションを割り当てるもよし、Altキーを当てるもよし、マップや設定を開くのに使うもよし。
考えれば考えるだけ用途があるので、必要ならばサイドボタンの多いマウスの購入も検討してみましょう。
おすすめゲーム
では、マウス&キーボードに慣れていくためのゲームを紹介していきます。
とはいっても「早く慣れてかっこいい操作をしたい!」という方もいれば、「一人でじっくりと慣れていきたい」と考える方もいるでしょう。
これによって方向性が変わってくるので、分けて紹介していきます。
一刻も早く慣れたい方
早いところマウス&キーボードでの操作に慣れたいという方は、FPSタイトルが最も効率的となります。
例えば、APEXやCODといったタイトルは早いゲーム展開が際立ちます。その分、シンプルな操作でプレイができるように設計されているのです。
- WASDで移動
- 左Shiftで走る
- Spaceでジャンプや壁の乗り越え
- Rでリロード
- 右クリックでスコープを覗く
- 左クリックで射撃
- マウスを動かして視点移動
- ホイールスクロールで武器変更
これらさえ押さえておけばプレイを楽しめますので、FPSでのプレイがマウス&キーボード操作に慣れる手っ取り早い方法といえるでしょう。
APEX LEDGENDS
ゲーム実況などで爆発的に人気になったタイトルですから、一度は目にしたことがあるかもしれません。
このタイトルの魅力的な点は、何といっても「無料」であること。
そうでありながら、バトルロイヤルというルールを採用しているため、繰り返しプレイしたくなる中毒性があります。
本タイトルは、味方が自分を含めても三人しかいません。
これは、勝つうえでは一人一人の役割が重くなることを意味します。
ただ、最初の内は初心者が集まる試合に投入されるので、そう緊張することもないでしょう。
CODシリーズ
スポーツ系FPSの代名詞。
多人数でキルを競い合ったり、陣取り合戦をしたりと、多種多様なゲームルールが用意されているタイトルとなります。
自分以外にたくさんプレイヤーがいるので、初心者でも気楽にプレイできるのが特徴となります。
CODシリーズは、数あるゲームの中でも歴史あるタイトルです。
すなわち、このゲームをずっとプレイしてきた猛者がいることを意味し、完膚なきまでに打ちのめされることもある点に注意が必要です。
ただ、心配しなくても大丈夫。プレイに慣れている筆者もぼこぼこにされます。
トライ&エラーの精神で積み重なるデスすらも楽しみたいところです。
BFシリーズ
CODと同じく、FPSを代表するシリーズです。
リアルな戦場をそのままゲームに落とし込んだタイトルで、大規模な戦闘を楽しむことができます。
銃を撃つ以外にも、ロケットランチャーを担いだり、戦車に乗ったり航空機に乗ったり。様々な役割を持つ兵士を追体験できます。
「大規模戦闘」なので、相手プレイヤーとの1on1が起こりにくいです。
大抵、一人の敵を見つけたと思ったら、別の敵にやられてしまいます。1キルを取ったとしても、油断すれば1デスを生み出してしまいます。
筆者もよくハチの巣にされます。
大人数でのお祭り戦争ゲームですので、みんなについていけばおこぼれを頂戴することも。
一人でじっくりと慣れていきたい方
ゆくゆくはオンライン要素のあるゲームをプレイしたいと思っていても、最初の内はソロでマウス&キーボードの操作に慣れていきたいという方もいるでしょう。
そんな方にお勧めできるのが、オフラインFPSやMinecraftです。
ソロ専用FPS
ファークライシリーズをはじめとして、ストーリーを重視するFPSでは、ほかのプレイヤーに気兼ねなくプレイすることができます。
どのFPSでも基本的な操作は一緒ですので、世界観が気に入ったタイトルや、PVを見てぐっと来たタイトルを手に取ってみるとよいでしょう。
先に紹介したCODシリーズやBFシリーズは、オンライン対戦が主軸となっていますが、重厚な世界観を体感できるストーリーモードも用意されています。
- オフラインで慣れてからオンラインへ
- オンラインで疲れちゃったからオフラインで
以上のようなプレイスタイルも可能となるので、両タイトルともお勧めとなります。
- ファークライ シリーズ
- スナイパーゴーストウォリアー
- Fallout4
- METRO シリーズ
- ボーダーランズ シリーズ
Minecraft
皆さんもご存じ、世界的にも有名なクラフト系タイトルです。
素材を集めて、クラフトして資材を手に入れ、建築していく。こういった流れが基本となるため、特に難しい操作を要求されることがありません。
またFPSと違って、瞬間的な判断を求められることが少なく、むしろじっくりと考えながらのプレイが主となります。
難易度を設定して敵モブが出てこないようにするのはもちろん、クリエイティブモードという「建築プレイ」に特化したモードもあります。
アクションが苦手という方でも没頭できるタイトルですので、ぜひ手に取ってみることをお勧めします。
FF14
今や世界で最も有名なタイトルのひとつとしてあげられるFF14。
MMOと呼ばれるオンライン専用タイトルとなりますが、ソロプレイでも十分に楽しむことができます。
冒険をほっぽり出して麻雀を楽しんだり、世界各地を回って釣り場を制覇したり。世界観の濃さを十分に楽しむことができます。
普通のタイトルではまず味わうことのできないコンテンツ量を誇っていますので、ボリュームをとにかく求めている方には最適なタイトルとなります。
「マウス&キーボード操作に慣れる」という点においては、どこまでも極めていくことが可能となります。
シンプルに完結させることもできれば、自分なりにカスタマイズを繰り返して究極を目指すこともできるのです。
FF14は、ほかのどのゲームとも共通しない、独特な操作感があります。
他タイトルで同じプレイスタイルが可能となることはほとんどないでしょう。
また、MMOに特化した多ボタンマウスがあるともっとプレイしやすくなる、などプレイ環境に依存する面もありますので、ここは注意が必要です。
ほかお勧めタイトル一覧
- GTA5
- Watch Dogs シリーズ
- The Division 2
- Just Cause シリーズ
- Stardew Valley
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「マウス&キーボード」操作は独特な操作感で、PCを日常的に触らない人にとっては結構な障壁ともなります。
なので、ぜひとも自分の肌に合うゲームタイトルを見つけて、楽しみながら「マウス&キーボード」操作に慣れていきましょう。
それでは!