ゲーミングPCを買うか、それともコンシューマーに手を伸ばすか。悩んだりしてませんか?
両者の価格差を知る方は、「コスパのいいコンシューマーのほうがよくない?」と思っているはず。
あるいは、「性能の高いゲーミングPCがいいでしょ」という方もいるでしょう。
今回は「ではどちらを買った方がいいの?」ということを、筆者の意見も交えながら探っていきたいと思います。
- 二つのどちらを買うか迷っている方
- 両者の明確な違いを知っておきたい方
結論
筆者のおすすめから申しますと、万人向けはゲーミングPCと考えています。
それでもコンシューマーがいい!という方に対しては、Switchをお勧めしたいです。
万人向けはゲーミングPC
ゲーミングPCは、ゲーム専用のマシンとなりながらも、それ以外の用途にも幅広く使えます。
ネットサーフィンはもちろん、動画や映画の鑑賞も楽しむことができ、さらにはゲームプレイと「ながら」だってできちゃいます。
例えば、マイクラで建築作業をする傍ら、動画を見てみたり。あるいは、音楽を聴いてみたり。
一つのヘッドホンで二つ三つの音を聞くことができるというのは、コンシューマーではなかなかできることではありません。
ゲーミングPCの性能が高ければ高いほど、どんな無理無茶にも応えてくれるのです。
遊べるゲームが多いのも特徴
単純に、遊べるソフトが多いのも魅力の一つ。
あらゆるゲームソフトはパソコン上で制作されているため、自然とパソコンでのプレイが前提となってきます。
基本的には、コンシューマーでプレイできるタイトルはパソコンで楽しむことができると考えていいでしょう。
近年、PlayStationやSwitchで専用だったタイトルがパソコン版として登場することも多くなっているので、今後の楽しみの一つとして数えられるでしょう。
その万能性にも注目
汎用性があるのが、ゲーミングPCです。
先ほども触れた通り、パソコンというマシンとして考えても優秀なのです。
日常使いとしてはもちろん、デザインの制作や動画の編集といった特殊な使い方も可能としてくれます。
趣味でも仕事でも、できることの幅を広げ、可能性をも示してくれるのです。
Switchがおすすめな理由
任天堂が発売しているSwitchは、現行のコンシューマー機器の中でも性能は低め。
しかし、テレビモードと携帯モードを簡単に切り替えられたり、コントローラーが分離したりと、ほかの機器では見られないユニークな特徴があります。
これにより、寝転びながらの気楽なプレイが可能となります。
筆者がおすすめしたいのは、まさにここなのです!
学生の頃はどれだけでも熱中してゲームにのめりこんだけど、仕事をするようになってからはそんなに……ということはありませんか?
筆者も三十分もすると「ああ、ちょっと疲れた」となります。
わりと「ゲームのために椅子にちゃんと座ってプレイする」というのがなかなかに面倒なのです。昔ながらの畳の部屋で生活しているというのも影響しているのでしょうが……。
そういう時に、手元でもプレイできるSwitchはなかなかに秀逸。
寝転んでのプレイは、まさにSwitchの特権といえるでしょう。
PlayStationもいい選択
以降は完璧に筆者目線となりますが……。
「楽な姿勢でプレイ」ということに焦点を当てて考えると、PlayStationも場合によってはいい選択となります。
基本的にコントローラーでのプレイとなりますので、気楽なプレイではあるのです。
なので、あとは「どれだけ力の抜けた状態でプレイできるか」。
ソファでも座椅子でも、自分が力をぬいてテレビやモニターに迎える環境が整っているならば、SwitchよりもパワーのあるPlayStationを選ぶという答えもありです。
パソコンとコンシューマーの違い
さて。
筆者の答えとしては「ゲーミングPC」なのですが、どうしても値段がネックになります。
でも「コンシューマーもなんだかなあ」という方もいるでしょう。
そこで、この二つの違いを明確にしていきますので、これを選択の決め手としてみてください。
値段
いうまでもなく、ゲーミングPCとコンシューマー機器との間ではかなりの開きがあります。
コンシューマーが4万~5万円なのに比べて、ゲーミングPCは最低でも15万円はかけたいところとなります。
コンシューマーはゲーム専用機で、言ってみれば「超特化型パソコン」です。ゲームのほかにもSpotifyやYouTubeを楽しむことができます。
一方でゲーミングPCは、無限に拡張可能な万能型。値段をかければかけるほど性能は高くなり、できることの幅が広がっていきます。
ゲーム特化か万能型か、という選択になりますね。
コンシューマー:尖りに尖ったゲーム特化
ゲーミングPC:無限の可能性を秘めた万能型
ゲームソフト
肝心なのは遊べるソフト、という方もいるでしょう。
こちらに関しては、「ゲーミングPC」「PlayStation」「Switch」と分ける必要があります。
というのも、それぞれにほかの機器では遊べない専用のタイトルがあるのです。
Switchの場合
マリオやポケモンなど、任天堂の看板タイトル
PlayStationの場合
スパイダーマンやグランツーリスモなど、ソニータイトル
ゲーミングPCの場合
これといった代表作はないものの、「Escape From Tarkov」や「Factorio」などはパソコンでしか体験できません
ソフトの数といった点では、ゲーミングPCが群を抜いているといってもいいでしょう。
コンシューマーに移植されることも多いとはいえ、「まずはパソコン版から」という例も少なくありません。
ブラウザゲームやソシャゲもパソコンゲームの一つとして数えるならば、無限にあるといえるでしょう。
タイトルで選ぶコツ
遊べるタイトルで機器を選ぶという方に向けて、いくつかコツを紹介します。
「グラフィック」
見た目が綺麗なのがいい! というかたは、それが専用タイトルでない限りは、ゲーミングPCを選んだ方が吉です。
というのも、グラフィックというのは重たいものであり、さらにこれを満足のいくぬるぬるさ加減(カクツキのなさやスムーズな操作感)でプレイしようとなると、かなりの性能が必要となるのです。
「ゲームジャンル」
FPSなどの競技性の高いゲームや、アクション性の高いゲームは、相応のスペックを求められることが多いです。
逆に、マインクラフトやドラゴンクエストなどのクラフト系やRPG系ゲームは、スペックよりも手軽で気軽なプレイスタイルを求めるとよいでしょう。
このように、ジャンルによっても遊び方や楽しみ方が違ってくるので、自分に合ったプレイスタイルを考えてみるとよいでしょう。
2Dと3D
グラフィックでの話とかぶるところもありますが、この二つの間では当然要求されるスペックが異なります。
2Dグラフィックゲームは、自然と要求スペックが低くなるため、どの機器でも快適にプレイできます。
手軽さを求めてSwitchで遊ぶ、というのもきっと楽しいでしょう。
MOD
こちらは、ゲーミングPCのみの要素となります。
軽く説明しますと、ゲームデータを改造することによって、本来はできなかったことを可能にします。
英語版のみのタイトルを日本語化するといった便利機能から、いわゆるチートプレイもできてしまいます。
一風変わったゲームプレイも楽しみたいという方は、ちょっと手間がかかりますが、検討してみても面白いかと思います。
できること
ゲーミングPCは、当たり前ではありますが、パソコンなのでゲーム以外にもできることは多いです。
一方、コンシューマー機器は、種別によって異なります。
PlayStationの場合
YouTubeをはじめとして、AmazonPrimeやHuluやNetflixなど、映像コンテンツを楽しむことができます。
これら以外にもSpotifyで音楽が聴けたり、ゲームプレイを録画してTwitterに投稿したり。
PlayStationとマイクがあれば、ゲーム実況配信だってできちゃいます。
Switchの場合
Switchは上記二つに比べて、若干できることの幅が狭くなっています。
YouTubeやニコニコ動画は視聴可能なものの、各種映像サービスへはアクセスができ暗線。
ゲーム実況配信もできませんが、Twitterへのスクショ投稿などは簡単にできるようになっています。
これにより、ゲームプレイに集中しつつ、ほかのプレイヤーとも楽しさを共有できるのです。
周辺機器
ゲーミングPCとコンシューマー機器との間で、「揃えなければならない周辺機器」というものが違ってきます。
基本的にはテレビさえあればOK。
場合によっては、ヘッドホンやマイクが欲しくなってくるくらいのものでしょう。
デスクトップを購入したならば、本体以外にも「モニター」「マウス」「キーボード」が必要となります。
また、ほとんどのモニターが「音質が良くない」or「そもそもスピーカーがついていない」ので、イヤホンまたはヘッドホンの購入も必須となります。
並べて比べてみると、ゲーミングPCのほうが必要経費が多くかかることが分かります。
操作方法
ゲーミングPCとコンシューマー機器において、意外と大きな違いが「操作方法」。
基本的に、前者ではマウス&キーボード、後者ではコントローラーを使ってのプレイとなります。
ゲーミングPCでは多くのタイトルでコントローラーでの操作が可能となっていますが、コンシューマーでマウス&キーボードが許可されていることはほとんどありません。
この操作方法が違うことによって、ゲームジャンルごとにプレイのしやすさが変わってきます。
例えば、Cities:skylinesなどの町づくりゲームでは、圧倒的にマウスでの操作が楽です。また、アクション要素の強いゲームは、コントローラのほうが楽しいでしょう。
こういった具合でプレイ感覚が変わってくるので、どうしても気になってしまう方は、YouTubeで公開されているゲーム実況などを見て判断するのもよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
性能やらコスパやら考えてしまうことは多いですが、予算としっかり向き合って焦らずに選べば、間違いはありません。
本当ならば全部手に入れるのが一番なのですが、無類のゲーム好きでなければ難しいところ。
とにかく手元にあるお金と、今ある生活環境を見返すのが、一番の方法といえます。
それでは!