ゲーミングデバイスのメーカーって、たくさんありますよね。
Razerやロジクール、Corsair、Steelseries……どれをどう選べばいいのか迷ってしまいます。
どのメーカーもいい製品を出してはいますが、その分お値段が高め。できれば、「これ!」といったものを迷わず買って満足したいところ。
そこで今回は、各ゲーミングデバイスのメーカーの特徴を紹介していこうと思います。
これを参考に、自分に合ったデバイスを探してみてください。
- ゲーミングデバイスを買いたい方
- 自分に合ったデバイスを求めている方
- 各デバイスメーカーの特徴を知りたい方
各メーカーに共通していること
各メーカーは、それぞれ独自のソフトウェアを提供しており、この使用を推奨しています。
これが何かといえば、キーボードやマウスの機能を最大限に引き出すものとなります。キーの役割を変えたり、サイドボタンにショートカットを割り当てたり。
もちろんではありますが、「このメーカーでキーボードでマウスを揃えちゃダメ」というものではありません。別々のメーカーで購入しても、ソフトウェアをダウンロードすればそれぞれ抵抗できますので、その辺りはご心配なく。
モデルによってはライトアップのカラーを変えることができるので、たとえ別々のメーカーのものを購入したとしても、統一感を出すことができます。
「見た目でテンションが上がる!」という方はぜひ参考にしてみてください。
それぞれの紹介
さて、それでは各メーカーの特徴について紹介していきます。
Razer
黒に緑、といえば「Razer」という方も多くいるのではないでしょうか。
とことんまで「ゲームを楽しむ」ことを突き詰めたメーカーで、キーボードやマウスはもちろん、ゲームパッドにヘッドセット、マイクやWEBカメラまで揃えられています。
Razer製品を網羅すれば、ゲームプレイに関して隙のない環境を構築できるでしょう。
また、「スマホでゲームをする」という方にもお勧めなメーカーとなっています。
機種によっては専用のスマートフォンケースが販売されていますし、何ならスマホ向け冷却ファンだってあります。
ブランケットやバックパック、果てはDivisionばりのマスクまで販売されています。パーカーや帽子もあるので、まさに「身に着けられるメーカー」といえるでしょう。
どんな深いファンにだって応えてくれる。Razerというメーカーは、そういう尖った部分も持ち合わせているのです。
ロジクール
ロジクールは、ゲーミングデバイスメーカーというよりも、PC周辺機器メーカーと紹介すべきでしょう。
家電量販店で見かける方もいるかもしれませんが、ゲームに特化したデバイスのみを発売しているわけではないのです。
ビジネスパーソン向けの商品も開発しており、マウスの「MX MASTER」シリーズやキーボードの「MX KEYS」シリーズは非常に高く評価されています。
こういった特色があるため、「ゲーム以外」でもPC環境を整えられるメーカーとなります。
ゲーム用と仕事用と、それぞれわけて購入してもいいですし、兼用できるものを見つけて購入するのもいいでしょう。
G600tは、ゲームも仕事もこなしてくれる二刀流の代表例です。
「ゲームも仕事も日常も」。こういった考え方を支えてくれるのが、ロジクールというメーカーです。
SteelSeries
特にマウスに力を入れているゲーミングデバイスメーカーとなります。
競技性の高いゲームに適したモデルが多く揃えられており、どのモデルも「軽さ」が意識されています。
最軽量モデルは、なんと59g。平均的なモデルは80g~100gですから、この半分に迫る勢いで重さが削られているのは衝撃です。
また、限定版モデルが販売されているのも特徴。ただ淡色なだけではない色遣いのマウスがあるので、見た目にもこだわりたい方にうってつけのマウスです。
マウスに力を入れているだけあって、マウスパッドも実に多彩。サイズ展開はもちろん、色もデザインも他メーカーを圧倒するほどの豊富さです。
帽子やTシャツなど、アパレル系なアイテムも多数あるので、SteelSeriesにハマったかたは購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Corsair
Corsairは、ゲーミングデバイスを手掛けるメーカーとして知られる一方で、PCパーツを販売していることでも有名です。
電源や冷却クーラー、メモリなど、PC内部に格納するパーツだけでなく、PCケースも販売しています。
思い立てばPCもゲーミングデバイスも、Corsair色に染めることだって可能なのです。
もちろん、ゲーミングデバイスもそれぞれ優秀なものばかり。
特にマウス派、尖った機能を持つ傾向があります。サイドボタンの多様性に優れており、「キーボードでの操作は苦手」という方でもピッタリなモデルが見つかるでしょう。
キーボードにしても、ほとんどのモデルでメディアコントロール用のキーがあったりと、使いやすさ抜群です。
とにかくユーザー目線なこだわりの目立つCorsair。気に入った方は、ぜひPC環境をCorsair色で染めてみてはどうでしょうか。
ROCCAT
Razerやロジクールといったメーカーよりも、少しマイナーになってしまうメーカー。
しかしこのROCCATも、他メーカーと同様、ゲーミングデバイスの開発に心血を注いでいます。
というのも、マウスにもキーボードにも、ROCCAT独自開発のスイッチを取り入れているのです。
さらに目を引くのは、他メーカーとは一線を画すデザイン性。近未来感的でスタイリッシュなモデルが多く販売されているのです。
我が道を行くメーカーROCCAT。一風変わったデザインや機能を求めてしまう方は、購入を検討してみてください。
HyperX
HyperXは、多くのストリーマーやプロゲーマーたちも使用するメーカーとなります。
キーボードもマウスも、「勝ちに行く」プレイを支えてくれるようなモデルが多いのが特徴となっています。
キーボード派ほとんどのモデルで、軽いタイピングと高速の応答速度を実現する「赤軸」が採用されています。
中には「銀軸」というものもあり、コンマ数秒のシビアなタイミングにも応えてくれます。
マウスにしても、一貫して「軽くて握りやすい」形状となっています。
こういったことから、競技性の高いゲームをプレイしている方にお勧めなメーカーといえますね。
ROG
ノートパソコンやパソコンパーツで有名なメーカーASUSが、ゲーミング用のブランドとして立ち上げたのが「ROG」となります。
ROGは幅広いユーザーが使い込めるようなデバイスを提供しています。右利きの方でも左利きの方でも使用可能なマウスを多く打ち出しているのがいい例でしょう。
その一方で、度肝を抜くようなユニークな商品も販売しています。
マウスながらもジョイスティックを搭載した「ROG Chakram」、テンキー部分を取り外し可能な「ROG Claymore Ⅱ」が代表的でしょう。
このように、他では見られないユニークなモデルを打ち出すのがROGです。
新製品発表時に楽しみなデバイスメーカーとなります。
エレコム
言わずと知れた大手PCメーカー、エレコム。
PC周辺機器のメーカーであり、このような形で紹介できるほどゲーミングデバイスがあるのかと驚く方もいるかもしれません。
「ARMA」シリーズと銘打たれたマウスやキーボードをはじめとして、
多くのモデルを手掛けているわけではありませんが、他メーカーよりも値段が抑えられているのが特徴的です。
キーボードとマウスを合わせて購入しても1万円を超えない、という選択もできちゃうくらいにコスパがいいのです。
その反面、機能面としてはどうしても他メーカーと劣る場合があります。
それでも、最大手といえるくらいのメーカー。値段が安くても安心して買えることの心強さは、最大の武器といえるでしょう。
とにかく安く揃えたい。あるいは、お試しでゲーミングデバイスを購入してみたい。そんな方の要望に応えてくれるメーカーとなります。
番外編
バウヒュッテ
「ゲーミング家具メーカー」であるバウヒュッテは、ゲーム用品を揃えていく上で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
バウヒュッテの掲げるスローガンは、「デスク秘密基地化計画」。もちろん、ゲームのための。
デスクやチェアはもちろん、ラックやモニターアームもかなりの種類を販売しています。
中には「ゲーミング毛布」や「ゲーミングメガネ」なるものも販売しており、探せば探すほどにユニークな商品が見つかるでしょう。
また、「デスク秘密基地化計画」というスローガンの通り、バウヒュッテの公式HPでは「こういう組み合わせがいいのでは?」というレイアウトが公開されています。
これを参考に、バウヒュッテ商品を買い求めるのもいいでしょう。
ただし、全部揃えようとなるとかなりのお値段となるので、その点は留意が必要となります。
BenQ
BenQはモニターに特化した有名なメーカーとなります。
ゲーミングモニターと一般的なモニターとでは、その用途が全く異なるがゆえに、進化の方向性がまるで違っています。
ゲーミングモニターにおいては、確かに色味や色彩の豊かさなども欲しいところではありますが、リフレッシュレートや反応速度が重要となってきます。
BenQは、ゲームに最適なモデルを多彩に用意しているのです。
「このインチ数がいい」
「ワイドモデルが欲しい」
「リフレッシュレートも反応速度もピカイチなのがいい」
こういった要望に全て応えてくれるのです。
さらには、画面を照らしてくれるスクリーンバーも販売しているので、ディスプレイ周りを完璧に整えることができます。
ゲーミングモニターは目まぐるしく進化するデバイスでもあるので、時折BenQ製品をチェックしてみるのも面白いかもしれません。
エルゴトロン
ゲーミングデバイスメーカーを称しているわけではありませんが、PC周辺機器の強い味方である「エルゴトロン」というメーカーも紹介しておきましょう。
エルゴトロンが販売しているのは、モニターアーム。
モニターアームだけではなく、デュアルディスプレイ用の追加アームなども販売しているのが特徴的。
対象のモデルであれば、「もう一枚ディスプレイを追加しようかな」という時に、追加アームを購入することでデュアル化に対応できるのです。
どんなサイズ、どんな重さのディスプレイにも必ずフィットするモニターアームが見つかりますので、まずは一度覗いてみるとよいでしょう。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
いろいろなゲーミングメーカーがあり、それぞれ独特の個性を持っています。
一つのブランドのファンになるもよし、いろいろな所から集めてみるもよし。
自分好みのプレイ環境を作っていきましょう。
それでは!